Gather-Tech.info #44: Slack疲れを乗り越えて
#44です。
先週はMastodon/Pawooの運用&開発技術 - pixiv Night #04が開催されて話題になっていました。各メディアがこぞってイベントレポートの記事をあげていてMastodonの注目度が伺えます。
- Mastodon Pawooの運用&開発技術 - pixiv Night のまとめ マストドンまとめ!
- engineers/mastodon/Mastodonを3倍早くしたい話 : esa-pages.io
- 「Pawooは創作活動の街」 世界最大級となったマストドンを立てたピクシブの思い (1/2) : ITmedia NEWS
- Mastodon/Pawooの運用&開発技術 - pixiv Night #04 レポート : gihyo.jp … 技術評論社
今週のイチオシ
歴史あるSI企業でSlack導入に成功した方法――そして社内の風通しが良くなりムダや停滞感も消えていった (1/3):EnterpriseZine(エンタープライズジン)
Slackのいいところ、SI企業にどのように入れて浸透させたのかがまとめられている。発生した問題と対応方法も書かれていて参考になる。
組織全体に何かツールを導入する際のヒントが散りばめられていて参考になる。
Slack疲れはやはりどうしても起きてしまうものなのだと思った。これはSNS疲れと同じような状態なのでうまく乗り越える方法を見つけたいものだ。
ニュース
ヤフー、IoTプラットフォーム「myThings Developers」の正式版を公開 : CNET Japan
ヤフーがmyThings Developersの正式版を公開。商用利用も可能。APIを提供するパートナーがユーザーのAPI利用に応じて利用料を課金できる仕組みもある。
SourceTree for Windows 2.0: New UI, faster performance, and Microsoft Git Virtual File System support : SourceTree Blog
SourceTree for Windows 2.0がリリース。UIの改善、パフォーマンスの改善など。
アーティクル
5 Keys to IoT Product Development – IoT For All
IoTプロダクトを開発するに当たっての考慮点がまとめられている。最小限の要件を満たしたプロトタイプを早めに作ってからコストに関するロードマップを考える、要件に完全にマッチしたIoTプラットフォームは無いなど。
React Fiber現状確認 : blog.koba04.com
F8で発表されたReact Fiberについて。あくまで内部実装の書き換えであって利用者側からすると大きな変更はない。劇的にパフォーマンスが上がるというわけではなく、ユーザーの入力をブロックしないようにしたり柔軟に更新処理をスケジューリングできるようになるとのこと。
WWDCに旅立つ人の会、 WWDC Pre Party 2017 @Ebisu で San Jose に行く気持ちを高めてきた #wwdc_pre_party : Developers.IO
WWDCに参加する人向けの知見共有会のレポート。WWDCに特化したノウハウからWWDC関係なく海外カンファレンスに参加する際に役立つ知見も多く参考になる。
HoloToolkitのサンプルSharingTestの中身を見る – D.YAMA Blog
HoloToolkitのSharingについてのサンプルの解説。Sharingの仕組みから、サンプルコードの解説まで丁寧にされていて分かりやすい。
A-FrameとReact.jsでWebサイトのVR化を試みた話 : CyberAgent Developers Blog
既存のReactを使ったサイトをWebVR化した話。A-Frameを採用。ReactとA-Frameの橋渡しにはaframe-reactを利用。
Swift with a hundred engineers : Skilled.io, the Swift Community.
UberのiOSアプリ開発体制などについて。Objective-CからSwiftに書き換えたときの具体的な話、アーキテクチャなど書かれている。今では100人以上のチームで開発しているとのこと。
スライド、ビデオ
アプリを最速でリリースした話 #pixiv Night 4 : Speaker Deck
Pawooリリースから10日後にはAndroidクライアントをリリースした話。RxAndroid使っている。何日目にどのような機能を実装したかも書いてありスピード感が伝わってくる。
github-classmethod-study-20170426 : Speaker Deck
GitHub EnterpriseをAWSで利用、運用していくときの方法がまとめられている。運用を楽にするためにマネージドサービスをどのように組み合わせて活用していくのかが書かれている。
GitHubとクラスメソッド勉強会資料_DevOpsとAWS : SlideShare
AWSのDevOps系のサービスについて。CodeCommit、CodeBuild、CodeDeploy、CodePiplineの概要がまとめられている。先日出たCodeStarについても軽く触れている。
エンジニアとしての機械学習との付き合いかた // Speaker Deck
機械学習を使ったシステムのインフラ設計、運用などの話。システムの出力の正しさが定義できない、結果の再現が困難などの問題が書かれている。データサイエンス側の話ではなくこういったシステム面の話は少ないので参考になる。
ツール、ライブラリ
djenriquez/vault-ui : GitHub
HashicorpのVaultをGUIで管理できるアプリ。Reactで作られている。Electronを使ったデスクトップバージョンとWebアプリバージョンが用意されている。
Nachos UI Kit for React Native - by Avocode
React Native用のUIコンポーネントライブラリ。基本的なコンポーネントが揃っている。
aweary/tinytime: GitHub
軽量でシンプルなJavaScriptの時間表示フォーマッターライブラリ。
airbnb/react-sketchapp: GitHub
ReactコンポーネントをSketchにレンダリングするツール。以下はAirbnbによるこの解説記事。
JohnSundell/TestDrive: Quickly try out any Swift pod or framework in a playground
XcodeのPlaygroundで簡単にCocoaPodsのライブラリを試すことができるツール。
サービス、アプリ
Lyrebird
声を録音することでその声をコピーするAPIを提供するサービス。その声を使って発話させることもできる。まだ開発中。
Stack
Windowsのウインドウレイアウトを管理できるアプリ。XAMLでカスタムレイアウトの定義ができるらしい。
Masto.Host - Hosting for Mastodon Instances
Mastodonのホスティングサービス。共有ホスティング型と専用ホスティング型でプランが分かれている。
Markdown Presentations For Developers on GitHub, GitLab and Bitbucket - GitPitch
GitHubのリポジトリにPITCHME.mdというファイルをpushするとそこに書かれた内容をスライドにしてくれるサービス。
ガジェット
ガーミンジャパン、ストレス状態も分かる活動量計など3つの新デバイス : CNET Japan
ガーミンジャパンがウエアラブルデバイスの新製品を発表。中でもvivosmart 3は心拍数の変動を解析してストレスの増減を確認できるとのこと。