Gather-Tech.info #128: 次世代の社内システムのあり方を考える
#128です。
先週はJapanContainerDays v18.12が開催されていました。以下で資料がまとめられています。
また、Microsoft Connect(); 2018が開催されていました。以下に発表内容や関連記事のリンクがまとめられています。
- Microsoft Connect(); 2018: すべての開発者がより多くの成果を達成できるように : Cloud and Server Product Japan Blog
- Microsoft Connect(); 2018 Keynote : ブチザッキ
今週のイチオシ
企業のITは何かを「信用」して成り立つが、システム的に信用を捨てる概念 : ロードバランスすだちくん
ゼロトラストアーキテクチャについて。ゼロトラストアーキテクチャの条件や考え方、3大原則、具体的にどのように実現しているかについて。参考書籍等のリンクもあり。
ゼロトラストネットワークはこれからの社内システムを考える上で外せない考えだと思っています。その目的やどのように実現したかがまとめられていて非常に参考になります。
ニュース
Tumblr Nihongo — Tumblrをよりよい場所に
Tumblrが成人向けコンテンツの排除する方向へ。新しいガイドラインは12/17に施行予定。
Microsoft Edge: Making the web better through more open source collaboration : Windows Experience BlogWindows Experience Blog
MicrosoftがEdgeをChromiumベースにすることをアナウンス。Windows以外のプラットフォームへも提供していく予定。以下も合わせて読むと面白い。
アーティクル
CIマニアから見た各種CIツールの使い所 : くりにっき
CIツール、サービスの使い分けについて。GitHubを使っている場合、GitLabを使っている場合、ライブラリ開発の場合、アプリ開発の場合などに分けて各サービスの使いどころがまとめられている。
プロジェクト計画について思うこと : 大西ブログ
PMBOKにおけるプロジェクトマネジメント計画書とインセプションデッキの関係性について。それぞれの類似点、両方作った上でのそれぞれのよさ、共有とアップデート方法について。
バグハンターのためのクライアントサイドJavaScriptの静的解析 : No1zy Web Security Blog
JavaScriptの静的解析について。BurpSuiteを使ったファイルの収集方法、ファイル内のエンドポイントやパラメータを特定する方法、ESLintによるLint、Retire.jsを使った古いJavaScriptフレームワークの識別など。
データ基盤の3分類と進化的データモデリング : 下町柚子黄昏記 by @yuzutas0
データ基盤の分類、あるべき構成について。データレイク、データウェアハウス、データマートで技術要素を分けずに同じ技術で管理することのメリットについて書かれている。ここではBigQuery + SQLを採用。
Flutter Liveで発表されたことまとめ : 虎視眈々と
Flutterの新機能についてのまとめ。Flutter 1.0リリース、Flutter用CI/CDの発表、HummingBirdというFlutterをWebで動かすプロジェクトの発表など。
Guide to scaling engineering organizations : Stripe Atlas
Stripe社のエンジニアリング組織のスケーリングについて。採用方針、育成方法、エンゲージメントの保持方法などが書かれている。
スライド、ビデオ
CircleCI Orbsの紹介 : Speaker Deck
Circle CI Orbsについて。Orbsの概要と基本的な書き方、Good Practicesについて。実行時間を見積もる、メッセージ部分を強調するなど。
改めて見直すコンテナベースで作るメリット : Speaker Deck
コンテナで開発するメリットについてインフラアーキテクト視点、アプリエンジニア視点、インフラエンジニア視点書かれている。
500日のトライエラーから生まれた大規模設計ノウハウ / Frontend Conference Fukuoka 2018 : Speaker Deck
フロントエンド開発の設計で得た知見について。短期設計、中期設計、根本設計に分けて考えた方がよいことや出てくる課題についてまとめられている。
1年間の本番運用でわかったコンテナがチーム開発にもたらしてくれたもの/container-brought-to-team-development : Speaker Deck
コンテナを本番導入したことによりもたらされたことについて。開発時にどのような課題があってそれがどう解決されたか、本番導入の際にどのようなことを考えないといけないのかなど。
ツール、ライブラリ
emotion-js/emotion: GitHub
CSS-in-JSライブラリ。デフォルトでTypescriptをサポートしている。
cantino/mcfly: GitHub
bashのhistory検索を賢くするツール。最近実行されたコマンドのコンテキストなどを考慮してくれる。Rust製。
kazuhikoarase/jaconv : GitHub
ひらがな-カタカナ変換、全角-半角変換などができるJavaScriptライブラリ。
サービス、アプリ
IssueHunt
GitHubに上がったIssueに対して投げ銭できるサービス。
Machinist
IIJのデータ可視化、ダッシュボードサービス。HTTPでデータを送るだけ。
GitFinder - git client with Finder integration
MacのFinderに統合されたGitクライアント。$24.95。