Gather-Tech.info #151: フロントエンドのパフォーマンスチューニングの重要性
#151です。
先週は国内でいくつかの大きめなコミュニティイベントが開催されていました。
Go Conference 2019 Spring
- 「Go Conference 2019 Spring」に参加してきた! : Fumiエンジニアブログ
- Go Conference 2019 Spring : Togetter
- Gocon 2019 spring 発表資料まとめ : mom0tomo
JJUG CCC 2019 Spring
- JJUG CCC 2019 Spring に行ってきました : Qiita
- JJUG CCC 2019 Springのまとめ : Togetter
- JJUG CCC 2019 Spring ( #jjug_ccc ) - セッション資料の一覧 : 地平線に行く
- jjug-ccc/slides-articles-2019Spring: JJUG CCC 2019 Spring 登壇資料まとめ
Inside Frontend #3
- 【5/18開催】 Inside Frontend #3 登壇資料まとめ #insideFE : Twitter
- Inside Frontend #3 資料まとめ : Qiita
- Inside Frontend #3 レポート : walk diagonally
- Inside Frontend 2019 アウトラインメモ : Web Scratch
今週のイチオシ
Web標準でつくるガラケーサイト : Speaker Deck
KaiOSなどのスマートフィーチャーフォンでも動くようなゲームWebアプリを作るためのノウハウ。JSはできるだけWeb Workerに出すなど。
今の時代、我々日本人にとって馴染みのあるiPhoneやAndroid端末対応できればWebアプリとしてはOKでしょ?という概念が間違っていることを理解できる内容でした。世界に向けたWebアプリ作るならここまで考えないとダメな時代だということを痛感しました。そう考えるとフロントエンドのパフォーマンスチューニングはかなり重要な技術要素であるとあらためて思いました。
ニュース
Adobe CC、旧バージョンのダウンロード提供を突如終了。ユーザーには旧バージョン削除促すメール送信 : Engadget 日本版
Adobe Creative Cloudで旧バージョンの製品のダウンロード提供が突然終了することに。ドルビー社にライセンス料を支払っていなかったのが原因の可能性があるとのこと。
自由に再配布可能なRed Hat Enterprise Linux 8ベースのコンテナ用OSイメージ「Red Hat Universal Base Image」が公開 : Publickey
Red HatがRed hat Universal Base Imageを公開。RHEL 8をベースにした自由配布が可能なコンテナ用OS。Red Hatプラットフォーム上で利用すればサポート対象になる。
Fastly、Microsoft Azure とのネットワーキング分野で新たな提携を発表 : Fastly株式会社のプレスリリース
FastlyがAzureとの接続の提携を発表。FastlyのエッジネットワークとAzureが専用ExpressRouteを介して接続される。
アーティクル
エンジニア採用がぐんぐん進む求人票の書き方 : 末本充洋|note
よいエンジニア採用のための求人票について。適切な解像度で職種を分類、時間軸を意識して募集背景を書く、具体的かつ専門的な仕事内容や歓迎スキルを書くなど。
LINEのOpenJDK導入レポート:互換性の確認から注意事項まで : LINE ENGINEERING
Oracle JDKからOpen JDKへの移行時に検討したことのまとめ。配布バージョンの種類と特徴のまとめ、互換性の確認、安定性や性能の確認、確認にあたって使ったツール、配布バージョンの選択と注意点などがまとめられている。LINEはRed HatのOpenJDKを選択。
コンテナ技術を捨て、 WASIを試す : nttlabs – Medium
WebAssembly System Interface(WASI)について。WASIとは何か、仕様の現状について書かれている。 WebAssemblyをブラウザ以外の環境で実行するため、 ホストのファイルやネットワークなどの資源に安全にアクセスさせるための仕様。
Git ransom campaign incident report—Atlassian Bitbucket, GitHub, GitLab
gitランサムウエアのインシデントレポートと防ぐための方法について。多要素認証を設定する、Personalアクセストークンの使用に関するリスクを理解するなど。Bitbucket、GitHub、GitLabの共同で記事を出している。
Things you’re probably not using in Python 3 - but should : Data, what now? turns
Python 3.Xで使ったほうがよい機能の紹介。f-strings、Pathlib、Type hinting、列挙型、Data classesなどが紹介されている。
Top 10 JavaScript Charting Libraries for Every Data Visualization Need
JavaScriptのチャートライブラリのまとめ。amCharts、AnyChart、Chart.js、Chartist.jsなど10個のライブラリやサービスの特徴やライセンスがまとめられている。
スライド、ビデオ
Pythonとはなんなのか? : SlideShare
Pythonの立ち位置や利用用途の変遷、そこから見えるPythonの特徴についてまとめられている。
Google I/O 2019, focus on Flutter. : Speaker Deck
FlutterでのAndroid/iOSのUI出し分け方法についての考察。UI出し分けは実装できるが厳密にやると大変、Material Components Widgetが豊富で実装しやすいので特別な理由の無い限りMaterialベースで実装するのがよいなど。
やっていこう。PWA : Speaker Deck
PWAについて。PWAの現状、PWAを目指す上で大事なこと、PWAにまつわる技術、今後の動向などがまとめられている。
What is “engineer to manager” ? : Speaker Deck
エンジニアからマネージャーへのキャリア、またエンジニアに戻るキャリアの体験のまとめ。キャリアアップやキャリアダウンではなく役割の違いである、未経験者がその領域の管理監督を行うのは難しいなど。
Web App Checklist 〜高品質のWebアプリケーションをつくるために〜 / Web App Checklist 2019 at Inside Frontend : Speaker Deck
高品質なWebアプリをつくるためのチェックリストとその解説。チェックリストはここで公開されている。→ http://bit.ly/web_app_checklist
エラー設計について/Desighning Errors : Google スライド
既知のエラーと未知のエラーについて、立場によってエラーに求める情報が異なることについて、failureを使ったGoでのエラーハンドリングについてなどがまとめられている。
ツール、ライブラリ
tongueroo/jets: GitHub
Rubyのサーバーレスフレームワーク。Rubyで書いたアプリをAWS LambdaとAPI Gatewayに展開できる。
esxjs/esx: GitHub
React用のJSXライクな高速SSRテンプレートエンジン。
stewartmcgown/uds : GitHub
バイナリファイルをBase64エンコードしてGoogleドキュメントに保存するツール。
SwiftWasm - compile Swift to WebAssembly
SwiftをWebAssemblyにコンパイル。
knqyf263/trivy: GitHub
コンテナイメージ用の脆弱性スキャナー。OSパッケージやアプリケーションの依存関係の脆弱性を検出できる。Go製。
サービス、アプリ
KAKEAI | 科学とテクノロジーで、ピープルマネジメントを変えるCloud system KAKEAI
ピープルマネジメントサービス。メンバーの特性の確認、特性を踏まえた対応方法のリコメンドなどの機能がある。