#37です。

先週はDroidKaigi 2017が開催されていました。
まだ公式ページに資料はまとめられていませんが、去年同様そのうちアップされるかと思います。それまではまとめられている方の記事で内容をチェックするとよいかと思います。

また、Google Cloud Next ’17も開催されていました。
本当に色々な発表があって追いつくのが大変です。ざっくりと発表された内容を確認するには以下の記事がよさそうです。

なお、キーノート含めセッション動画はYouYouTubeで公開されています。

今週のイチオシ

アーキ部:「あいつとは働きにくい!」それって文化の違いかも…!異文化理解力のお話 : そこに仁義はあるのか(仮)

文化の違いを理解してどのようにコミュニケーションを取ればよいかを考える8つの指標について。相手がどういう文化に所属しているのかを見る、どういう風に接せばいいかを知ることが大事。

日頃感じていることがずばり書かれていて参考になった。
同じ会社、同じ部署でも文化が違って通じ合えないことがほんとよくある。この記事で紹介されている本を読んで実践していきたい。 話が通じなかったり、考えが合わない場合にはどうしても感情的になったり諦めてしまうことが多いがきちんとロジカルに考えられるようになりたいと思った。

ニュース

Announcing Visual Studio 2017 General Availability… and more : The Visual Studio Blog

Visual Studio 2017が正式リリースされた。リリースイベントの内容については以下を見るとざっと把握できる。

GitHub、次期「Electron v1.6.3 beta」でTouch Bar APIをサポート。JSなどを利用しTouch Bar用アプリを開発可能に。 : AAPL Ch.

Electron v1.6.3 betaでMacのTouch Bar APIをサポートするとのこと。以下、実際に試した方の記事。

アーティクル

モックオブジェクトをより便利にする (Try! Swift2017) : Qiita

Swiftでのモックオブジェクトをつかったユニットテストのコツについてまとめられている。ソースコード付きで理解しやすい。

Best Practices for Search Results

検索結果の表示方法のベストプラクティスについて。関連性の高い結果を表示する、タイプミスを修正する、最近の検索クエリを保存するなどUXを改善する10の方法が紹介されている。

BONXを支える音声信号処理開発のウラガワ - bonx tech blog

BONXの音声信号処理アルゴリズムの開発過程について。扱うデータが音声であるが他のデータ分析業務とプロセスは同じ。Python + Jupyter Notebookで行っている。

2017 CircleCI Meetup Tokyo #2 が開催されました #circleci #circleci_meetup : tehepero note(・ω<)

クローズドベータ中のCircleCI 2.0について書かれている。DockerでビルドするかVMでビルドするかを選択できるようになる、Local Buildができるようになるなど。これはリリースが楽しみ。

New Features in C# 7.0 : .NET Blog

C# 7.0の新機能について。パターンマッチング、タプル、ローカル関数などが追加されている。かなりモダンな感じになっている。

スライド、ビデオ

最近のストリーム処理事情振り返り : SlideShare

昨今のストリーム処理について。ストリーム処理システムの構成の変遷、バッチ処理とストリーム処理の違い、ストリーム処理エンジンのプロダクト紹介と使い分けなどについてまとめられている。

Qiita:Teamをハックして成果をあげるための情報共有方法/Qiita:Team : Speaker Deck

VASILYでのQiita:Teamの使い方について。なぜQiita:Teamを選んだのか、どのように情報共有をしているのかの利用例、エンジニアリング組織の成長にどのように役立っているのかが書かれている。

先輩から教えてもらったコードレビュー : Speaker Deck

コードレビューについて。コードレビューは最良のコードをチームで考えて導き出すこと。レビューア、レビュイー双方が互いに目的を一致させ遠慮せずに歩み寄ることが大事。

DroidKaigi2017でリリースの自動化について発表しました : wakwak3125’s blog

Androidアプリのリリース自動化について。ツールの紹介、自動化が向いているパターン、導入方法がまとめられている。

unskilled_team_development_for_droidkaigi : Speaker Deck

編成間もないチームがどのように開発をしてきたか。コードフォーマッターなどの最低限の秩序は作る、タスク消化前に共通認識をしっかりと作る。後で認識がズレていることが分かり手戻りするよりも最初に時間をかけて共通認識を作る。

ツール、ライブラリ

google/python-fire: GitHub

任意のPythonオブジェクトからCLIを自動生成するライブラリ。Google製。使い方については以下が分かりやすい。

nkjm/bot-express: GitHub

Chatbot開発のためのフレームワーク。NodeのExpressで動く。LINEとFacebook Messengerに対応。自然言語処理、文脈の理解もしてくれる。

cytopia/ffscreencast: GitHub

CLIベースのスクリーンキャストツール。ffmpeg使っている。

bcicen/ctop: GitHub

TopコマンドのようにDockerコンテナのリアルタイムのメトリクスを確認できるツール。Go製。

サービス、アプリ

Cassette

録音した音声を文字起こししてくれるiOSアプリ。3時間で$10/monthから。

gitly.io

Gitのホスティングサービス。ページロードが速いことをウリにしている。5人以下のユーザーは無料、それ以上のユーザーは1か月あたり1ドル。

ガジェット

両面スマホ! 表がiPhone、裏はAndroid…Android搭載iPhoneケース「Eye」 : インターネットコム

Androidを搭載しているiPhoneケース。kickstarterで出資受付中。

Fitbit、日本でも心拍計測できる薄型「Fitbit Alta HR」発売へ–睡眠測定機能も強化 : CNET Japan

FitbitがFitbit Alta HRを発表。スリムなデザインなのに心拍計搭載。4月中旬より先行販売を開始。