#137です。

先週はDroidKaigi 2019が開催されていました。資料のまとめや参加記事をのせておきます。動画は公式で順次、公開されていくようです。

また、DeNA TechCon 2019が開催されていました。資料と動画は準備でき次第、公開予定とのことです。

今週のイチオシ

ソフトウェアエンジニアとして成長するために自分を見据えること : Kentaro Kuribayashi’s blog

エンジニアの成長イメージの分類について。ポジショニング、強みの開発と競争的、快楽的の軸で分類している。

エンジニアの分類が分かりやすく整理されていると思いました。自分がどのタイプなのか認識することにはもちろんのこと、マネージャーがメンバーの成長を促すときの指標にも使えそうです。

ニュース

Slack Announces Confidential Submission of Draft Registration Statement for Proposed Public Listing : The Official Slack Blog

Slackが米証券取引委員会へIPOの申請書類のドラフトを提出したと発表した。

2.0.0 — Homebrew

Homebrew v2.0がリリース。Linuxbrewを使ったLinuxとWSLの正式サポートを開始。30日ごとに自動でbrew cleanupを実行するように。

React v16.8: The One With Hooks : React Blog

React 16.8がリリース。React HooksがStableに。

アーティクル

What we’ve learned about hiring engineering managers : CircleCI

Circle CIのエンジニアリングマネージャーの採用プロセスについて。エンジニアとエンジニアリングマネージャーの採用プロセスを最初は一緒にしていたが根本的に異なる仕事なのでプロセスを別にした。

カスタマーサポートAIの失敗と教訓 : mixi developers – Medium

カスタマーサポートのシステムに機械学習を取り入れようとして失敗した話。ドメイン知識の不足とデータ分析が不足していたのが原因。

Netflixにおけるフルサイクル開発者―開発したものが運用する : VOYAGE GROUP techlog

Netflixのフルサイクル開発者という考えについて。ソフトウエアライフサイクルのすべての分野に責任を持ち、すべての分野において知識があり効果的であることが期待される。

これからはじめる AWS Auto Scaling 2019年版 : 外道父の匠

AWS Auto Scalingについて。EC2 Auto Scaling/Application Auto Scaling/AWS Auto Scalingの違い、AWS Auto Scalingの構築方法、各種設定、インスタンス増減の特徴などがまとめられている。

ぐるなびにエンジニア勉強会文化を根付かせる。SlackとGoogleフォームを活用し、目的意識を統一する仕組み化の変遷 : ぐるなびをちょっと良くするエンジニアブログ

勉強会を根付かせるための取り組みについて。目的意識を統一するためにミッション・ビジョンを常に目につくところにおいた、登壇者の決定を自動化して政治をなくしたなど。

Python Developers Survey 2018 Results

JetBrainsのPython Developers Survey 2018年版。WebフレームワークはFlask、Djangoの2強、利用用途としてはWeb開発とデータ分析の割合がほぼ同じに。

スライド、ビデオ

ベイジで働く意義 : Speaker Deck

仕事における一時的価値と普遍的価値について。10個の普遍的価値の説明とそれをどのように身につけるかが書かれている。

DeNATechCon 2019 あるSWETエンジニアの
開発プロセス改善最前線 : Speaker Deck

DeNAでのSWETの取り組みの説明。SWETとは何か、これまでの取り組み内容について。描画系のリグレッション基盤の構築、Jenkinsクラスタ安定稼働の取り組みなど。現在は形式手法を模索中。

リファクタリング 目的・パターン・思考 : reprotech - Speaker Deck

リファクタリングが目指すもの、いつやるのか、リファクタリングの手法、必要な思考についてまとめられている。

クロスプラットフォーム開発3種の神器 React Native / TypeScript / GraphQL : Speaker Deck

React Nativeとネイティブのハイブリッドアプリを開発した際の知見。ネビゲーションは全部ネイティブ側でやるとシンプルになる、ネイティブ側と連携したいときはNative Moduleを作るなど。

品質向上に繋ぐデザイン指標の作り方 v2 : Speaker Deck

デザイン指標について。よくない指標の共通点、よい指標の条件と仕組みなどが書かれている。いろんな指標を考えるときに使えそう。

ツール、ライブラリ

RustPython/RustPython: GitHub

Rustで書かれたPythonインタプリター。WebAssemblyで動くオンラインデモあり。

alitelabs/tyx: GitHub

TypeScriptでAWS Lambda、API Gatewayを使ったサーバーレスアプリを構築できるフレームワーク。

nextapps-de/flexsearch: GitHub

nodeで実装された全文検索エンジン。Contextual Searchと呼ばれるスコアリングメカニズムを使っている。

knqyf263/utern: GitHub

AWSのCloudWatch Logを見やすく扱えるCLIツール。Go製。

Red Hat CodeReady Workspaces Overview

Red Hatが提供するKubernetesクラスタ内で動作するWeb IDE。Eclipse Cheがベース。

azu/hatenabookmark-rename-tags: GitHub

はてなブックマークのタグを一括置換できるCLIツール。

サービス、アプリ

コメントで褒めて表彰する「ノビルくん」(β版)

メンバーを褒める言葉を送りあって一番褒められた人を表彰したりしてくれるSlackアプリ。

名前、スローガン、色を指定するだけでロゴを生成してくれるサービス。カスタマイズも可能。

Password Checkup - Chrome ウェブストア

安全でないユーザー名、パスワードが使われている場合に警告してくれるChrome拡張。Google製。