#162です。

先週はGoogle Cloud Next ’19 in Tokyoが開催されていました。キーノートと一部セッションの動画はすでに見られるようになっています。その他のセッションも今後公開されていくようです。

今週のイチオシ

仕事をよりクリエイティブにするための「Learning Session」ノススメ : LINE ENGINEERING

LINE社のSETチームのonboardingについて。Learning Sessionを採用、どのようなトピックを扱っているのか、実施時のポイント、どのような効果があったかなどが書かれている。

Learning Sessionがonboardingに効果的なことが理解できる内容だと思いました。野球やサッカーなどのプロスポーツでは、勝つために日々「仕事として」練習をしています この文章はまさにそのとおりだと思います。これを当たり前にできるような文化を作っていくことはエンジニアが成長できる組織には必要だと思います。

ニュース

What’s new in the GitHub and Slack integration : The GitHub Blog

GitHubのSlackインテグレーションの機能が増えた。deployment、checks、draft pull requestのサポートが追加された。

Google Cloud によって推進するエンタープライズ モダナイゼーション : Google Cloud Japan 公式ブログ

GoogleがMigrate for Anthosのベータ提供を開始。オンプレのVM、Compute Engine VMをGKEのコンテナに変換できる。

Announcing PartiQL: One query language for all your data : AWS Open Source Blog

AWSがSQL互換のクエリ言語PartiQLを発表。どんなデータレイクに対しても統一のクエリでアクセスできるようにすることを目指したもの。

アーティクル

3年間毎週社内勉強会を継続してきた秘訣(後編) : TechRacho

社内勉強会を継続するためのノウハウ。継続することの難しさと続けられなくなるパターンについて、各パターンの詳細とその対策、勉強会を継続する価値についてなどがまとめられている。

Goodbye Docker: Purging is Such Sweet Sorrow : zwischenzugs

Dockerの代わりにPodman、Skopeo、Buildahを使う方法について。それぞれのツールの説明とDockerから移行する方法、Dockerとの違いが書かれている。

社内技術書輪読会とSite Reliability Engineering : Future Tech Blog - フューチャーアーキテクト

社内輪読会のノウハウについて。書籍の選定方法、運営ポリシー、進め方、輪読会によりどのような効果があったかなどがまとめられている。

GitHubのprivate repositoryを含んだ場合のGo Modules管理 : おそらくはそれさえも平凡な日々

CI環境からGitHubのPrivate repositoryにアクセスしたいときの方法について。GitHubのMachine usersを使う、Circle CIのSSH User keyを使う。

andkret/Cookbook: The Data Engineering Cookbook

Data Engineering Cookbook。Data Engineeringに必要な技術要素やスキル、NetflixやTwitterなど実際の机上のケーススタディなどがまとめられている。

The story of Marp Next: 次世代の Marp への取り組み : Speee DEVELOPER BLOG

Markdownからスライドを作成できるツールMarpの次世代版への取り組みについて。MarpitとMarp Coreの2つのモジュールがある。Marp CLI、Marp for VS Codeなども提供される。古いMarpはセキュリティの懸念もあるので移行する必要がある。

GoogleカレンダーとSlackからの情報で「グループ分け」 シャッフルランチはじめました~テクノロジー編~ : FORCIA CUBE│フォルシア株式会社

シャッフルランチのグループ分けのアルゴリズムについて。Googleカレンダーから空いている日を出して割り振っていく、その中からSlackの共通チャンネルに入っている数を用いて割り振る。

スライド、ビデオ

漸進的な変更を支えるフロントエンド設計 : Speaker Deck

オライリーの進化的アーキテクチャ本に書いてある中でフロントエンド開発の変化に向き合う際、役立つ内容について。変化が目的どおりなのか指標を設ける、再利用と疎結合を見極める、依存管理コストを解消する。

CI/CDの原則とデザインパターン (整理会)/20190722-jaws-ug-arch-pipeline-principle : Speaker Deck

CI/CDについて。時間面、手間面、復旧面から何のためにCI/CDを導入するのか、パイプラインの種類について書かれている。

気軽な Node.js バックエンド開発には TypeORM がちょうどいい #kng7 / introduce-typeorm : Speaker Deck

TypeScript製のORM、TypeORMについて。特徴、うれしいことが書かれている。デコレータベースのTypeSafeなエンティティ定義ができる、Migrationは自動と手動が選べるなど。

ツール、ライブラリ

Podman : podman.io

デーモンを必要としないOCIコンテナエンジン。Docker互換のCLIをサポートしている。

jstransformers/jstransformer: GitHub

さまざまなJavaScriptのテンプレートエンジンを標準化して扱えるようにするライブラリ。Handlebars、Pugなど多くのテンプレートエンジンに対応している。

GitHub - pinterest/ktlint: GitHub

KotlinのLinter。kotlinlang.orgとAndroid Kotlin Style Guideのルールを自動で適用するので設定ファイルいらずで使える。

anthonynsimon/bild: GitHub

Goで書かれた並列画像処理ライブラリ。

GitHub - streetsidesoftware/vscode-spell-checker: GitHub

英単語のスペルチェックができるVS Code拡張。

daybrush/moveable: GitHub

指定したDOM要素をDraggable、Resizable、Scalable、Rotatableなどを可能にしてくれるJavaScriptライブラリ。React、Vueコンポーネント用のパッケージもあり。

Arkweid/lefthook: GitHub

Git hooks管理ツール。yamlで定義を書ける。並列実行も可能。Go製。

サービス、アプリ

TLDR This - Free automatic text summary tool

見ているWebページの要約を表示してくれるChrome拡張。

Builder: Drag and Drop Page Building for Any Site

Drag & DropでWebページを作成し公開できるサービス。